天比登都柱(あめのひとつばしら) それは夢の島・壱岐
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勝本町漁業史page003 発刊を祝して

発刊を祝して

 

長崎県知事

久保勘一

 

このたび、勝本町漁業協同組合設立三十周年を記念して『勝本町漁業史』が刊行の運びとなりましたことを、心からお祝い申し上げます。

勝本町の漁業につきましては、今更申しあげるまでもなく、漁船数六七九隻、組合員数一、一六九名、水揚高は三〇億円を越え、沿岸漁業としては長崎県はもとより、我が国屈指の漁業の生産基地であります。

昨今、日本経済における産業構造のひずみの中で、漁村の過疎化が大きな社会問題となっておりますが、勝本町におきましては、青年部、婦人部の活動をはじめ、漁業に取りくむ意欲が極めて旺盛であります。そして、壱岐、対馬の沿岸はもとより遠く日本海の海域まで操業の場を拡げられ、営々として漁業の発展向上を続けておられることは、先人の功績はもとより、役職員並びに組合員の方々の努力の賜であり、ご同慶にたえない次第であります。

ご了承のとおり、我が国の水産業は国際的には二百海里海洋新秩序の定着、国内的には漁場環境の悪化、石油の高騰等、かつて経験したことのない試練の時代を迎えております。このような時期に、往古、玄界灘や対馬海峡を舞台に縦横に活躍された先人のあとをしのび、勝本町漁業の生いたちを訪ね、その貴重な足跡を著すために、ここに『勝本町漁業史』が編纂されたことは、「温故知新」ふるきをたずねて新しきを知る、まことに時宜に適したものと存じます。

今後は、漁業振興の糧として本史をおおいに活用され、益々発展されることを期待申し上げる次第であります。

終りに、本誌編纂にあたられた関係者のご労苦に対し、深く敬意を表しますとともに、勝本町漁業の隆盛を祈念いたしましてお祝いの言葉といたします。

 

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【壱岐の象徴・猿岩】

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【全国の月讀神社、月讀宮の元宮】 

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