天比登都柱(あめのひとつばしら) それは夢の島・壱岐
また神の世界と地上の世界を結ぶ一本柱の國、それが壱岐

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ムラサキウニVSバフンウニ

現在日本で食べられているウニの種類はだいたい4種類、大きく分けると2種類しかありません。
その4種類とはキタムラサキウニ、ムラサキウニ、バフンウニ、エゾバフンウニの4種類です。
つまり大きくわけるとバフンウニとムラサキウニの2種類しか日本では食用として食べられていないことになります。
ではバフンウニとムラサキウニ、この二つのウニの違いとはいったいどんな所なのでしょうか。

■みための違い
まずは見た目の違いですが、ムラサキウニは大きくてトゲも長く、黒い色をしています。
ウニといわれてだいたいの人が想像するのはこのムラサキウニだと思います。
バフンウニの見た目は、大きさはムラサキウニより小さく、トゲは短くて密集して生えています。
色もバフンウニの方はみどりがかった色をしています。イメージとしてはまるいたわしのような感じです。

■中身の違い
見た目だけではなく、からをとった中にある中身も違いがあります。
まずムラサキウニのほうですが中の身は黄土色に近い黄色をしています。
次にバフンウニですがこちらは鮮やかなオレンジ色をしています。
この色の違いから、ムラサキウニのことを白ウニ、バフンウニの方を赤ウニと呼んだりもします。

■味の違い
一番重要なのは味の違いです。
まずムラサキウニの方は淡白な感じで甘さも控えめな印象です。
それに対してバフンウニの方は濃厚な味わいであり、甘さもムラサキウニと比べて強いです。

■旬の違い
ウニの種類によって味も左右されますが、食べる時期によっても最もおいしい時期やそう
でない時期があります。バフンウニの旬が3,4月。エゾバフンウニの旬が7,8月。
ムラサキウニの旬が6月から8月。キタムラサキウニの旬が9月から11月と言われています。
私たちが食べているのはウニの雄で言えば精巣、雌で言えば卵巣にあたります。
ウニにもこれらの機関が発達する産卵期があるため、その時期に食べるとおいしい旬となるのです。


以上が大まかなバフンウニとムラサキウニの違いでした。旬の時期や味の好みもあるので一概にどちらが上でどちらが下というものはないようですね。情報としてウニの違いを知っておくことだけでなく、ぜひ自分の舌でどちらが好みか食
べ比べてみてください。




 

【壱岐の象徴・猿岩】

猿 岩

 

【全国の月讀神社、月讀宮の元宮】 

月 讀 神 社