天比登都柱(あめのひとつばしら) それは夢の島・壱岐
また神の世界と地上の世界を結ぶ一本柱の國、それが壱岐

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長崎県(大村市)・山田の滝と山田神社

長崎県(大村市)・山田の滝と山田神社


清々しいですよ。

あまりパワースポットという言葉は使わない僕ですが、気持ちいい感じです。

中に神社もあり、木漏れ日が素晴らしいです。

もし、来られる際は足元に気をつけてくださいね。

ただ、目的地に行く途中で『滝』という看板が目に入り曲がって見ました(笑)







基本情報
所在地:〒856-0011 長崎県大村市重井田町
電話:0957-55-8614


【Official site】


















「 この山田の滝(やまだのたき)は、長崎県大村市上諏訪町にあります。雨の日の後などには、水量の多い時もありますが、通常期、川の本流部にしては、そう多くありません。この川の上流部=水源に、上水道か農作業用の水路の堰(せき)があるため、昔よりは水量がないようです。

  それでも雨の後などは、水量豊富な滝にも変身します。この滝の上流部も調査しましたので、後で書きたいと考えています。なお、大村郷村記を参照すれば、この滝の水源付近にも滝があるようですが、今回の紹介ページは、山田の滝周辺のみの紹介です。

  山田の滝周辺の魅力は、大上戸川(上流は山田川とも呼ばれている)本流部のいくつかの滝にプラスして、両岸に高さ20m近くはあろうかと思える岩場(崖)、川床に多数ある巨石、うっそうと繁茂している樹木も併せた渓谷美が素晴らしいと言えます。ここの岩場や巨石などは、多良山系火山の噴き出した溶岩流の跡と思われます。

 また、この川の左岸の崖の岩窟(岩の洞穴)には、人の石像みたいなものがあり、興味引く岩場です。(後の項で紹介予定) あと、この滝の下流部(川の本流部)には、1m内外の滝のような流れもありますが、全部紹介はできないかもしれません。



【大村郷村記・現代語訳】
池田分の山田の奥にある。滝の高さは約18m程である。左右に山がそびえたっていて、緑深い樹林となっている。周囲の岩場(崖)は、あたかも屏風(びょうぶ)を立てているようである。水はその岩場を満ちあふれて落ちている。滝壺の長さ(奥行き)は約18m、横幅は約9m、深さは約9mである。この滝壺を迹驚の淵(とどろきのふち)と言う。水は藍色(濃い青色)と同じである。水源は城の尾の山および伏勢の山の両谷から出ていて、御手水の滝(おちょうずのたき)の下流である。

滝壺の右の方の岩壁に七面大明神が鎮座されている。<石像で長さが約5.7cm、法華宗の守護神である。元禄年間に本経寺(住職の)八世・日迢上人がここに安置したものである> 大昔より日照りがあった時季に村の人は、この淵で雨乞いを必ず祈祷したと言う。また、左の岩壁に碑文<日迢上人がこれを記述したので、この文章の最終部に記載しておく>がある。

この滝壺の下に、また淵があって題目淵(だいもくぶち)と言って、この淵の向こう側の岩面に日迢上人が題目を彫ったものと言う。滝壺より石を伝い、川の中を下ることおおよそ180mほどに七面大明神の石の鳥居がある。この鳥居の境目の右の傍らに岩の洞窟があって、岩穴に日迢上人の石像がある。この所より、また下ること70mほどで右の方のかたわらに山田権現の社、同じく鳥居がある。<当社は元禄年間、因幡守純長(大村純長)が創建した。この神社は後年に高山の圓満山に鎮座された。この中頃に今の所に迂回して置かれていた。石の鳥居は大村純長夫人の寄付で、銘は大村純長の自筆である。このことは神社の部の当社の縁起書が詳しい> 

次に庵がある。<宝永2年=1705年に日迢上人が作った> 滝壺より庵までの間、左右の険しい山が閉じ合わさったようで、渓谷には奇岩(珍しい形をした岩)・怪石(形の変わった岩)が多い。谷間の川は曲がりくねり巡って、この境目を流れ、あるいは淵となり、瀬となっている。その水は極めて清くて冷たい。

また、川辺及び山間部には桜、楓(かえで)が沢山繁っていて、桜の花が満開、楓の木が紅葉の頃は、あちらこちらから物見遊山の人が集まって詩を詠んだり、歌をうたったりして美景を鑑賞している。本当に奥深く静かな霊場である。この川の上流に滝があり、御手水の滝(おちょうずのたき)と言う。迹驚の滝より、距離が436mほどで、この間は深い山であり木こりの通う山道がある。それは険しい道である。




 

【壱岐の象徴・猿岩】

猿 岩

 

【全国の月讀神社、月讀宮の元宮】 

月 讀 神 社